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自分が何をやりたいのか・・・わかった

新婚のMさんがこんな話をした。
『その日残業があって、私は帰宅が8時を過ぎてしまった。』
『夫は定時に戻っていたのに・・・夕食の用意がない・・・』
『結婚前に、家事は普通以上にやれる・・・って言っていたのに・・・』
『イラッとしたが、何も言わずに急いで夕食の支度をした。』
『私の母には・・・いつも言い負かされてきたから・・・』
『でも・・・せっかく新しい生活を始めたのに・・・本当に・・・これで良いのかな?・・・』
・・・〜〜〜・・・
マインドフルネスになって身体を感じていたら、胸に鉄板が入っている・・・と、言う。
M:『鉄板があるから・・・ネガテイブな感情を表面に出さないで居られる・・・』
K:『そう・・・鉄板が・・・働いてくれているのね・・・』
M:『鉄板を手放したくない・・・無くなるのは怖い・・・』涙がこぼれている。
K:『鉄板が無くなるのは・・・怖いんだね・・・』
Y:『じゃあさ・・・鉄板をお守りのように小さくしたり・・・
もっと柔らかい素材にするのはどう?』と、提案があった。
M:『あ〜っ、それだったら・・・手放さなくてもいいね・・・』『ゼロか百じゃなく
て良いんだ・・・』『少し気が楽になった・・・』Mさんの表情に変化。
K:『一つ教えて・・・Mさんの一番怖いことって何なの?・・・』
M:『言い負かされること・・・険悪な雰囲気になること・・・この雰囲気がすごく怖い・・・』
K:『確かに・・・険悪な雰囲気・・・嫌だね・・・
言わなきゃ良かった・・・ってなるね・・それって・・・否定されて・・・
何にも言えない・・・って感じ?・・・』
M:『そう〜・・・あの険悪な雰囲気を感じないように・・・この鉄板が守ってくれてい
る気がする・・・』
M:『険悪な雰囲気にならなければ・・・鉄板はいらない・・・』
『否定されない関係ならば、鉄板はいらない・・・』
M:『私は、自分の本当の気持ちが安心して言える関係・・・これをずーっと求めている・・・』
M:『イラッとした気持ちを彼にぶつけたいのではない・・・』
M:『お互いの気持ちを否定しないで・・・
安心して話ができる関係・・・そう言う優しい安心が欲しいの・・・』
M:『彼とは、安心して話せる関係になりたい・・・』
K:『そうだね・・・』
M:『イラッとしたのは、私の頭の反応だった・・・』
『自分の本当の気持ちは、頭の反応と全然違う・・・』
『頭の反応を、本心だと思って・・・一方的に言ってしまったら・・・私の一番恐れている険悪な雰囲気・・・になってしまう・・・』
M:『頭の反応と本心の違いが、はっきりと実感できた・・・』『腑に落ちている・・・』
『帰ったら、これからの生活のこと、彼と話し合ってみます・・・』
・・・〜~〜・・・
マインドフルネス・セラピーって・・・相手の話にとことん耳を傾けること・・・自然な対話の流れの中で・・・クライアントさんから次々と気づきが生まれ・・・自分がどうしたいのか・・・ちゃんと静かに分かってくる・・・・・・この事実にいつも驚かされます。
今回は、1対1ではなく3人での対話形式(オープンダイアローグ)で行ってみました。
否定されない安心安全の場で、自分の話をじっくり聞いてもらう・・・共感と思いやりを持って接してもらう・・・子供も大人も老人も・・・人はみんな・・・こう言う関係を求めているのですね・・・
セラピスト 福田京子
