嬉しいお声をいただいています
その一部をご紹介します。
幼い時の感覚として「なんで、こんなに泣いているのに、気づいてくれないの?」「そばに来てくれないの?」「ちゃんと見てくれないの?」「怖いよ〜」 「全身で、手足をバタバタさせて必死で訴えているのに・・・それでも気づいてもらえない・・・」というのがある。
今までにも、この寂しさを誰かに解ってもらおうと、身近な人に話してみたが、誰にも共感してもらえなかった。
『今、温もりが感じられている・・・』
『今、大事にされている感じに包まれている・・・』
『今、やっと気づいてもらえている・・・実感がある』
『今までに、人間は一人じゃないという言葉を、いっぱい聞きて来たけれど、それとは違う』
『言葉じゃない実感として、身体中に染み渡ってくるものがある・・・』『これを私は求めていたんだ』 『やっと、求めていたものに出会えている・・・』 『諦めないでよかった・・・』
共感してもらうだけで、こんなにも流れ出してくるものがあるなんて、驚いた。
3回目のセラピーの時。中学校時代に、いじめを受けていた記憶が蘇って来ました。恥だと思って誰にも言わずにいましたが、このことに触れなければ、前に進めないと思ったので、勇気を出して話を聞いてもらいました。 悔しい感情がどっと出て来ました。 やがて、その感情が鎮まってきたら、はっきり自分の怒りの意味に気づきました。 さらに、その下にある気持ちにも気づきました。自分は被害者だと思っていたけれど、長いこと自分は、自分を馬鹿にする方の側に立って、自分のことを馬鹿にしていた。加害者側になっていれば、嫌なことをされないと考えていたのだ・・・と、はっきり分かりました。『まさか自分が加害者側に?』と自問自答するほどびっくりしました。 この感覚は、自分をバカにしているばかりでなく、大切な妻や子供にまで及んでしまう・・・と感じられて背筋が寒くなりました。 もう、こんなことはしたくない! これからは、自分を大切にして生きていきたい!これができれば、家族との関係が変わってくる気がしています。
自分の中の怒りをちゃんと感じていかないと、恐怖に飲まれてしまう。 自分の辛い記憶や体験を、自分から切り離してしまったら、いつになっても怖さから抜け出せない! 父親は自分の恐怖や怒りを無かったことにして、みんな人のせいにして自分の内面を見ようとしていない。自分の苦しさを暴力的に外に出しているに過ぎない。ターゲットにされた者は、たまったものじゃないんだ! 自分は、父のような生き方はしたくない! 自分は、セラピーを受けて、これからも心の奥に押し込めている沢山の負の感情に、勇気を持って向き合っていく。
自分は幼い頃から、父親の言葉の暴力に晒されていた。 いつ父が怒り出すかわからないので、家は危険がいっぱいで、安心を感じたことがなかった。極度の心身の緊張で、いつもビクビクしていた。 最初は、マインドフルネスになって、呼吸に意識を向けようとするだけで身体が硬直してしまった。特に背中や首の緊張が強いので、そこに手を当ててもらうと、だんだん気持ちが安らいでくる。定期的にセラピーを受けていくうちに、身体が緩む感覚と、安心ってどういうものかが少しづつ分かってきた。 セラピーの中で、理不尽な悔しい感情に、たっぷり共感してもらい、初めて声を出して泣くことができた。 子供ながらに、辛さを感じたら生きていけないと思っていた。弱さを出したらダメなので、それが出ないよう緊張し続けていた。 ネガティブを感じてもいいということが、何よりホットする。これが優しさだ。 マインドフルネスに出会えてよかった。
私は物質的に恵まれた環境で育ちました。外側から見たら何不自由ないのですが、子供の頃から私の心の内は、誰にも分かってもらえない悲しさでいっぱいでした。 長いこと自分なんて価値がない人間だと思っていましたが、セラピーを受けて、本当はそうじゃない、人より何かが出来るとか出来ないとかではない、人間はみんなお互いに補い合うことや、人間を存在として尊重しあうことができるのだと、素直に思えてきました。社会に適応できているかいないかだけで、人間の価値が決まるのではない。私には、目には見えないけれど、大事なものがたくさんあると思えてきたら、気持ちが落ち着いてきました。 それを言葉にすると「人間の存在と行為は違う」ということなのですね。こういう大事なことがちゃんとわかってきたら、自分は自分でいいのだと、思えるようになりました。元気が出てきました。
電話セッションでは、新型コロナウイルスについてのニュースを見て不安な気持ちになることについて話しました。 安全を求めれば求めるほど、コントロールできない現実に不安感を覚えてしまう。 セッションで京子さんが言っていた言葉で印象に残ったのは「覚悟」。そして「まるごとの自分」という存在に対する信頼です。自分の失敗や行動とは切り離された存在で、何ひとつ欠けることがない命としての自分。 このまるごとの自分を信じて、心でつながれる相手がいれば「どんな状況に陥ったとしても大丈夫」と力が湧いてきました。 電話セッションを始めたとき、対人関係や新型コロナウイルスなどのストレスで私の肩は強い痛みを感じていました。 その肩の部分に京子さんが(スカイプ越しで)手を当ててくれました。 心からの労わりの言葉をかけてもらい「痛みを邪魔っけにしていないよ」と受容されることで、自然に身体が緩まりぽかぽかと温かくなってくる。 痛みや不快な状況の中にあっても、それを排除しようとするのではなく受け容れることができれば、安心感が得られることに気づきました。