マインドフルネス・セラピー ぬくもり

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2020.11.28
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思い込み 辛い思いの謎が解けた

 

これはAさんの体験談です。

Aさんは、違和感が出てくる度に電話セッションをして、自分と向き合って来ました。

 

『真剣に家探しをしているのに、いざとなると決心がつかない。これにはきっと訳があると思う』

 

マインドフルネスになっていたら、『家のことだけじゃない。どんなことでも、自分の態度を決められない。はっきり自分の意思表示をしないで、全て曖昧にして、ぼやかしている。』

 

(そうなる根っこの部分を感じていると、母親とのことが浮かんできた)

 

『あっ』『母に怒られている時の感じだ。自分の気持ちを出したら怖いことが起こると思っている。母に気に入られなければダメだと思っている』

 

『自分の好きなことをしてはいけない』『いつも友達の真似をしていた』『自分が居ない』

 

『生きているのに、これじゃ死んでいるのと同じだ』

 

『自分は何にもできないダメな人間だと思っている』

 

『自分で決めるのが怖い!』

 

『自分で好きなようにできない』

 

『とにかく怖いから、逃げている』

 

(ネガティブな言葉がどんどん出てくる。どうしようもない気持ちを、

否定をしないで、その怖さと共に居続ける)

 

(長い沈黙)

 

『体があったかい・・・』

 

『ダメなことを言ったら、絶対に受け入れられないと思っていた!』

 

『言っても大丈夫だって、、、こんなに安心できたのは初めてだ!』

 

『ああ〜〜体が楽になった〜』

 

『自分で決めてもいいんだ!なんだか嬉しくなってきた!』

 

『あっ!』『自分で決めてはいけないって、自分で決めたんだ!』

 

『母のせいでも誰のせいでもない。こう決めたのは自分なんだ。』

 

『もう、自分で好きなものを選んで、決めていいんだ!!うわ〜!』

 

『今までは、家族ともギスギスして、家探しがストレスだった。』

 

『これからは、家族と楽しみながら家を探していきたい!』

 

コメント

Aさんは今まで、人に合わせて生きるのは嫌だとセッションを重ねてきました。今回、母親との関係が一段と鮮明に観えて来たと同時に、自分の気持ちがハッキリと感じられて来ました。そして、母の価値観の押し付けも事実ではあるが、自分で決めてはいけないと決断したのは、自分自身だった!自分の選択だったと、気づいたのです。そして即座にこの思い込みを撤回し、嬉しそうに声を弾ませました。

 

今回もまた、人知を超えた人間の潜在力に、驚かされました。

 

セラピスト 福田京子

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