マインドフルネス・セラピー ぬくもり

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2020.11.01
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ネガティブな感情 その2

 

ネガティブな感情がわき上がってくる根源となるところは、自分にとって一番触れたくない部分であり、ましてや自分以外の人に知られたくない恥ずかしい部分として過敏に反応する部分です。ですから、触れられそうな雰囲気を感じただけでひそかに遠ざかろうとしたり、無かったことにしたり反対に、無意識のうちに先に攻撃をしてしまう衝動の根っこの部分でもあります。

 

隠そうとするのも、先に攻撃するのも、この根っこにある感覚は同じものです。非常に悔しい感情や、とてつもない怒りが、誰にも共感されずにわだかまったままになっているのです。

 

この根っこの部分に光を当て、自分にとってそのことが、どんなに屈辱的だったのか、理不尽だったのか、身を持って感じ尽くしていけば、人間にとってとっても大切な部分だということがわかります。光を当てない限り、この部分は、岩石のように固まって、これが自分の本心のように心の底に張り付いて、本当の自分を隠し続けてしまうのです。

 

存在と存在の対等な関係性の中で、この感情が、十分に共感されるなら、何に対して怒りを感じていたのか。または、何に対して悔しい思いを抱いていたのかが、はっきりと分かってきます。ここがとっても重要なところです。対等な関係性とは、具体的にはマインドフルネスになって、自分の呼吸を感じていくことから始まります。

 

マインドフルネスになっていると、頭の過剰な動きが徐々に落ち着いてきます。頭が休まってこないと、無意識の扉が開きません。無意識とつながるということは、別の言い方をすると、お腹で、感じていくということです。

 

頭は、負の感情を扱うことは、とても苦手なのです。現代人はネガティブは良くないものという観念が強く働いていますから、即、無かったことにしようとしたり、感じないようにしたり、言い訳をして逃げようとしてしまいます。

 

感じることはお腹でなければできません。お腹に落として、他者から被った不愉快さを、感じていくと、何が不愉快なのかがはっきり感じられるのです。ここの部分が明瞭になってくれば、自分の生き方、生きる上での核が、はっきりと感じられてきます。

 

回避しているうちは、負の感情と自分が切り離されているので、身を以て感じることはできません。感じたつもりで終わっているので、堂々巡りになってしまい、そこから突き抜けていくことができません。

 

ネガティブをお腹で感じていくには、体験するしかありません。ちょっと苦手だなと思うことに、勇気を出して挑戦してみてください。思っていたより、素敵な発見ができますよ。

 

セラピスト 福田京子

 

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