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2019.09.13
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人間関係 (インナーコミュニケーションについて)

コミュニケーションというと、誰か他の人とのコミュニケーションを連想するでしょう。コミュニケーションには、インナーコミュニケーションと、関係コミュニケーションの二つがあります。

 

インナーコミュニケーションにブロックがあると、自分の中のかすかな感覚に気づかないし、気づこうともしないのです。その状態では人間の弱さを軽蔑したり、優しさを甘いと見下したり、生きることを戦いとして捉えているので、相手に対して強引になったり、支配的になったりしていることに気がつきません。そればかりか、無意識的にそういう自分の行動を正当化してしまうのです。身体で何も感じられていませんから、独りよがりになって、他の人の心を傷つけているという自覚が全く無いのです。これでは、人との関係性において、お互いに信頼関係を築いて行くのは難しいでしょう。これは関係コミュニケーションが築けていない状態です。まさに人間関係の困難さはここにあるのです。

 

インナーコミュニケーションは、受胎した時から、生後2〜3年の乳幼児期にその土台が作られるというのが、新しい研究からの報告です。つまり、人間関係は愛着の絆に深い関係があるのです。

 

感覚ブロックを作り出すのは、「いい・悪い」「美しい・醜い」「正しい・間違い」という判断なのです。起きてくることを善悪に分け、悪を排除すれば、人間は幸せになるという「勘違いの思い込み」によって、生命の持つ全体性を壊してしまっているのです。ほとんどの現代人は、この「勘違いの思い込み」を親から子へと連鎖させています。そのことに、気づいていません。常にこの「勘違いの思い込み」から出てくる考えを信じ、無意識のうちに相手に判断を下し、レッテルを貼って遠ざけ、自分はいつも安全な場所に身を置こうとしているのです。

 

現実に感覚ブロックがあると、我が身に起きていることまで、他人事のようにして、感じないようにしているのです。自分だけは、巻き込まれたくないと避け続け、正当化しているのです。例えば、感じたままを口にすると、弱音を吐くな、グチをいうな、我慢しろ・・・などと言われるのを「イヤという程」味わったことにより、自分が感じていることを言ってはいけないと、自分で感じている気持ちを禁止しているのです。また、我が身に起きている事を直視してしまったら、大変なことになるに違いないという「怖れの思い込み」によって、事前に目を瞑って自分の身をギューと固めて守ってしまうパターンです。これらは誰にでもあるものですから、これがあるからと自分をダメ扱いすることはありません。

 

しかし、いつでもこのパターンの繰り返しでは、物事の真の姿がわからないまま、人間関係を自ら壊し続けてしまうことになります。

また必要以上に怖れていると、些細なことで人を遠ざけ、排除してしまうので、人の温かさや優しさに触れることができません。

 

常に人間関係がギクシャクしてしまうには、自分ではわからないけれど、感覚を感じないように遮断しているこのような「感覚ブロック」が心の下の方に横たわっているのです。

 

この感覚ブロックを解除するには、ネガティブを手掛かりに無意識と繋がって、自分の感覚を感じていくことです。無意識と繋がって感じていくことで、自分の中の「勘違いの思い込み」がはっきりと感じられ、このネガティブは本来の自分の感覚ではないときちんと感じられてきます。体の真で感じられれば自ら手放していくことが自然にできるのです。自然に感じられるまでは個人差もありますし、多少時間がかかる場合もありますが、諦めないでください。

 

自然に感じられてくれば、今までのように人に対する不信感や、底なしの孤独感が消えて、人との深い一体感が感じられてくるでしょう。そして生きることって、こんなに楽しいことなのか、こんなに優しく温かいものなのかと実感することができるでしょう。このお手伝いをするのが、無意識とつながるセラピーです。

 

本当の自分の感覚に気づけるようになると、人間関係に悩んでいたことから解放され、生きるのが嬉しくなり、生まれてきたことへの感謝の気持ちが自然に湧き上がってきます。

 

今こうして喜怒哀楽を感じながら生きていることは、本当に素晴らしいことです。

セラピスト 福田京子

 

 

 

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