マインドフルネス・セラピー ぬくもり

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2026.03.19
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本当の自分の気持ちと自分勝手

 

自分の気持ちを大事にすることと、自分勝手になることとは全く違います。この違いを知らないで、混同している方が意外に多いのは残念なことです。

 

例えば、相手とのやり取りの中で、何とも言えない違和感を覚えた時。

 

自分の気持ちを大事にするとは

 

  • 咄嗟の場合は、何に対して嫌なのか、不愉快なのか、はっきりは分からないが、これ

は自分の気持ちの奥で、NOと言っている・・・と気づく。(ポイント①)

 

  • 何に対して自分が反応しているのか分からないのだから、とにかく、相手の話を良く聞く。相手の気持ちと自分の気持ちとの違いが、はっきりしてくるまで、相手の言い分と自分の気持ちを冷静に観察する。(ポイント②)

 

  • 不愉快の感情に流されてしまうと、冷静な観察ができない。(ポイント③)

 

 

  • この時点(ポイント②)で、違和感に意識を向けると、自分は今、どうしたいのかがだんだん明確になる。

 

  • そこで、話し合って分かり合える状況であると分かったなら、そっちの方向で話し合っていけば違和感は解消されて、お互いは前より良い関係になっていく。

 

 

  • これは自分の問題だと感じられたら、相手には関係ないのだから、自分の内面に意識を向けていけばよい。ベクトルが自分に向くことが大切。

 

  • 違和感を大事に扱ったことで、自分の無自覚な思い込みを手放すことができたりして、不愉快が快感に変容していく。

 

8)このプロセスを丹念に辿ることが、自分の本当の気持ちを大切にすることの意味。

 

自分勝手な方向は

 

  • 違和感の段階で、相手のせいで嫌な思いがしたと被害を受けた立場から、即座にどんどんと言葉を発していく。(ポイント②)

 

  • 相手の言葉にはいっさい耳を貸さない。(ポイント②)

 

 

  • 相手の状況も、周囲の状況も、自分の心の状態も、全く見えていない。感じられていない。感情に飲み込まれていく。(ポイント②)

 

  • 相手が引くまで、自分の主張をし続ける。(ポイント②)

 

 

  • 相手が引いたことで、自分の正当性に満足する。(ポイント②)

 

  • 常に同じパターンの繰り返しなので、色んな体験を通して心を成長させていけるチャンスを自ら放棄していくことになる。堂々巡りしているだけ。(ポイント②のまま)

 

 

自分の気持ちを大事にすることは、感情に呑み込まれる方向(ポイント②)ではなく、感情の下にある静かな領域に意識を向けて居る(ポイント①)が重要であることがお分かりになると思います。

 

ポイント①の状況は、初めは暗闇のようで、何だか分からないかもしれないが、濁り水がやがて澄んでいくように、物事が透明感を持って整理されてくる(ポイント③)

 

ここまでくると、その時の自分にあった気づきが生まれ出てくる。(ポイント④)

 

新たな気づきは、広がりと深まりを増し、新たな自分の境地を開いていくので、具体的な行動の方向性が見えてくる。(ポイント⑤)

 

 

つまり、自分の本当のきもちを大切にすることは、このように心の中の視座が変わっていくことです。その変化が、『自分を知ること』につながっている。と、同時に、『自分を知る』そのものなのです。

 

セラピスト 福田京子

 

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