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2025.09.06
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私の最近の体験から
「雨の日には雨の中に。風の日には風の中に」と言う言葉が好きです。
なるほど・・・この静けさ・・・いいな。しみじみと身に沁み入ってきます。
頭が余分な働きをしていない・・・
情報や知識がうごめいていない・・・
息が体の隅々まで届いている感じだ。
今、蝉の鳴き声が澄み切って聴こえている。以前とは聞こえ方が違う。今まで私は蝉の声が体に届いていなかった気がする。
頭の働きが静まっていると、こんなにも静謐なのだ・・・
なんて心地よく、満ち足りているのだろう。
純粋に、素直に、今起きていることがそのまんまある。こう言う淡々とした時間、退屈どころか新しい発見に溢れている。
新鮮だ〜
集中しすぎて万策つき、茫然自失していたことで、こんなに静かで豊かな世界に出会えた。
我を忘れるって、素晴らしいことだ。
自我は、自分を縛る。自我が次々と思いこみを作り、ストーリーを作り、事実から遠ざけていく。
自我が旺盛だと事実を事実としてシンプルに見られなくなるのだ・・・と言う体験をした。
自我を忘れるほどに集中して、あとは呆然自失することを、恐れることはない。その先に思いがけない自由で爽快な世界があるのだから・・・
私の最近の体験から。