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2021.08.02
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意識と体の対話

 

あなたは、新型コロナやワクチン接種と、どう向き合っていますか?

 

ワクチンについては、人によって見解が分かれています。自分はどこに基準をおいて、判断しようとしているか、とても大事なことだと思います。

 

有名な医者が薦めるから、多くの人がうっているから、うたないと白い目で見られそうだから・・・・という他人軸で決めようとしていませんか?

 

私は、普段から医者にはほとんどかかっていないので、予防注射も何年も受けていません。今回はどうしようかと、真剣に取り組みました。自分の体と対話して決めようと思い、丹念に時間をかけて体と対話をしました。そして、今回は受けると決め、すでに2回の接種を終えました。

 

モデルナ製、2回目の摂取を受けた後の経過を通して、体との対話は一段と深まりました。以下は、私と私の体との対話風景です。体の言葉は◯◯◯と言っているような感じがするというようなものです。本当の声が聞こえるのとは違います。

 

熱の出始めが感じられたので、体温計を枕元において横になり、早速体に声をかけました。

 

京『体さん、これから発熱ですね。了解です』『いま37度5分』

 

体『はい。これから行きますよ・・・』と言っているような感じ。

 

京『カッカと体全体が熱くなってきました・・・』

 

『検温しますね。38度3分』

 

 

『体さん、頑張ってますね。まるで機関車のように蒸気をあげて、全力で

働いてくれているのが伝わってきますよ・・・』

 

 

『私、応援しています』

 

 

『頑張ってね〜』

 

 

『体さんが何をどうやっているのか具体的にはわからないけれど、身体さんの仕事を全面的に信頼していますよ!』

 

 

『どうぞ、存分に働いてください・・・』

 

(発熱から約3時間半経過)

 

京:『体さん、今までとはちょっと感じが変わってきましたよ』

 

体:『そう、仕事が一段落したんだよ』(と言っているような感じで、一瞬にして

体の中が静まった感じがしました)

 

京:『お疲れ様でした。さっきまでの勢いはすごかったですね。夢中で応援して

いました』

 

体:『この熱は体にとどめておく必要がないから、身体の外に放出したいよ』

 

京:『了解。協力します。』(掛けていたタオルを取り、自然に寝返りを繰り返す)

 

京:『だいぶ楽になってきました。検温します。37度3分』

 

京:『体さ〜ん、ありがとうございます・・・・』

 

体:『ありがとうは嬉しいね。その言葉聞いたら、どんどん体が緩むよ・・・』

 

京:『私は今まで、体さんの働きを、こんなにリアルに感じたことがありません』

『感動しています・・・』

 

私の体は、この私を全力で守り、惜しみなく働いてくれたんだ・・・という思いが湧き上がってきて、涙がこみ上げてきました。同時に「無償の愛」とはこのことだと直感しました。そして「無償の愛」は自分の体から授けられるのだと実感しました。

 

発熱から約5時間後、平熱になってから、今度は疲労感がドッとやってきました。とっさに、『あんなに働いてくれたんだから、疲れて当然だなぁ』と、素直に思えました。そこで、体さんが注文しているところに手を当てたり、撫でたりしようと思い、家族の者に頼んで、約1時間ケアしてもらいました。

 

この時、気持ちよく手当てをしてもらえたことのありがたさに、頭が下がりました。辛い時に、こうやって助けてもらえること、なんてありがたいことだろう。辛い時に、嫌な顔をされたり、文句を言われたりしたら、たちまち人への信頼感が薄らいで、ものすごく寂しくなります。人はみんな、辛い時こそ、気持ちよく辛い気持ちをわかってもらい、優しく寄り添ってもらいたいのです。これはわがままではありません。「いのち」を大切にしてもらう行為です。存在への尊重そのものです。

 

この体験があるかどうか、つまり、自分の存在を大切にされた体験が、体の記憶としてあるかどうかが、その人の人生にとって、とても大きく影響すると思っています。

 

こういう生々しい体験がないまま、みんな都合があるから人に迷惑をかけてはいけないと、言う人がおりますが、これは大事なことをすり変えています。この場合、迷惑とは、助けを求めたときに、嫌な顔をしたり、突き放なしてしまうことです。都合を聞いた上で、助けを求めることは、決して迷惑な行為ではありません。

 

私たちは苦しい時、体からの要求(心の底からの切実な願い)を淡々と受け止めて、要求通りに応えてもらえることが、最高にありがたいのです。体の芯から満たされてくるのです。体が満たされること、これこそが何ものにも代えがたい心の充足感になります。

 

そして目の前の人が、みるみるうちに心と体が満たせれていくのを感じられるのは、手当てをしている人本人です。いつしか2人の心と体は互いに呼応しあって、気持ちの良い循環が生まれ、なんとも言えない一体感が醸し出されてくるのです。部屋までほんのりと温かくなってきます。

 

この生々しい体感こそが、人の心にじんわりと響くのです。我がままだの迷惑だのという言葉をはるかに超した、豊かな世界です。

 

体験しなければ得られないこの生々しい体験を、頭で理解したつもりになるのは傲慢です。体験を通して感じたものは、身体からの率直で真実の言葉そのものです。

 

今回、淡々と手当てをしてもらって、こんなにありがたかったのだから、反対の時には、私も、今の感謝のきもちで接していこう・・・余分な気持ちを使うのではなく、相手のその時の素の願いに、淡々と応えていくだけでいいのだ・・・・と、しみじみと身にしみました。

 

ワクチン接種ときっちり向き合ったことで、私は自分の意識と体との距離が近くなったばかりか、身体への信頼感と感謝の気持ちを、以前より深く感じることができました。

 

セラピスト 福田京子

 

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