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完璧じゃなくていい
かんぺきじゃなくていい
失敗したり まちがったり
おろかなことをしたり 人を傷つけたり
そんな時
自分を責める声が 出てくるかもしれない
そうすると とても辛くなってしまう
だけど 誰だって
まちがうことがある
失敗することがある
人を傷つけてしまうことがある
いつも かんぺきじゃなくていい
まちがうから そこから学んでいける
今日の 私は
昨日の 私と ちがう
毎日 新しい私が 生まれる
だから 毎日が 喜びを届けてくれる
かんぺきになることが 人生の目的じゃなくて
今日 せいいっぱい 生きることだよ
手塚郁恵 詩集 こころ ことば いのちより
私は、よく忘れ物をしたり、日時を勘違いをして出かけて長時間待ってしまうことなど、しばしばやってしまいます。そういうことでは、ずいぶん痛い目に遭っているのですが、喉元過ぎればなんとやらで、毎日のように何かしら失敗をしています。
以前は、そいいう自分を、またやってしまった・・・全く、しょうがない奴だと、我ながら呆れていましたが、最近は、こういうところがあるのが私なんだと、そういう自分を認められるようになりました。
軽蔑していた時は、ダメな部分は、自分ではないかのような、切り離した感覚だったのです。自分の値打ちを損ねることだと勝手に決めて、他人事のような扱いをしていたのです。
でも今は、そういう粗忽な部分も私。私だから、その部分がなくなったら、私らしくなくなってしまうと、素直にそう思えているのです。
この感覚は、開き直るというのとは違うのです。私の内面では開き直るというのは、他人事にした上で、なおかつ重たい石を載せて、出ないようにする感覚ですから、これではないのです。
しみじみと、自分の弱さ、ダメなところが、愛おしいのです。一旦は、他人事のように遠ざけていたけれど、これこそ、私の一番大事な部分だという思いがしているのです。人からは簡単に見下されてしまう部分だけれど、自分が労わって親身になってあげたいなぁと、愛おしさが、一層ますのです。
そういう私、健気で、とっても可愛らしいなぁと思えているのです。
セラピスト 福田京子