昨年の新型コロナウイルスの襲来は、とっても大事なことを私たちに示唆しているのではないでしょうか。

 

ワクチンができたのだからもう安心、また、元通り。というほど簡単なことではないと思います。

 

今まで私たちは、自分にとって都合の悪いことは、躍起になって無かったことにしてしまおう。排除しよう。関係を絶ってしまおうとしてきました。それを良いことだと信じてきました。

 

本当にこれでいいのでしょうか？

 

目先の事に一喜一憂して、とりあえず何とかしようという場当たり的なことで、やり過ごせることではないと思っています。

 

今、何が大切なのか？

 

そこに向き合うには、目に見えている現象のみに気持ちを奪われていたのでは、大切なものは見えてこないとおもうのです。

 

起きていることには、必ずワケがあるはずです。今こそ、見えているものの下にフォーカスして、我が身を一歩乗り出して、身をもって感じてみようではありませんか。

 

人間として、自分らしく生きていく基本に立ち還るときだと思っています。

 

あれもこれもと、取り込む一方ではなく、心を落ち着かせて、先ずはゆっくりと歩んで参りましょう。

 

一方的な情報に流されないで、今、自分は何をどんな風に感じているのだろうかと、深いところの自分の微かな声に耳を傾けて、生きたいと思っています。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

セラピスト　福田京子

 

写真

家族で元旦の祝膳を囲んだ後に、家の裏にある富士山公園という小高い山に登ってきました。富士山が綺麗に見え、紅梅や白梅が芳しく咲き初めておりました。