患者様の声
2020.10.03
患者様の声
「感覚が戻って来た」
自分は幼い頃から、父親の言葉の暴力に晒されていた。
いつ父が怒り出すかわからないので、家は危険がいっぱいで、安心を感じたことがなかった。極度の心身の緊張で、いつもビクビクしていた。
最初は、マインドフルネスになって、呼吸に意識を向けようとするだけで身体が硬直してしまった。特に背中や首の緊張が強いので、そこに手を当ててもらうと、だんだん気持ちが安らいでくる。定期的にセラピーを受けていくうちに、身体が緩む感覚と、安心ってどういうものかが少しづつ分かってきた。
セラピーの中で、理不尽な悔しい感情に、たっぷり共感してもらい、初めて声を出して泣くことができた。
子供ながらに、辛さを感じたら生きていけないと思っていた。弱さを出したらダメなので、それが出ないよう緊張し続けていた。
ネガティブを感じてもいいということが、何よりホットする。これが優しさだ。
マインドフルネスに出会えてよかった。