患者様の声
2020.04.29
患者様の声
コントロールしようとすればするほど不安
電話セッションでは、新型コロナウイルスについてのニュースを見て不安な気持ちになることについて話しました。
安全を求めれば求めるほど、コントロールできない現実に不安感を覚えてしまう。
セッションで京子さんが言っていた言葉で印象に残ったのは「覚悟」。そして「まるごとの自分」という存在に対する信頼です。自分の失敗や行動とは切り離された存在で、何ひとつ欠けることがない命としての自分。
このまるごとの自分を信じて、心でつながれる相手がいれば「どんな状況に陥ったとしても大丈夫」と力が湧いてきました。
電話セッションを始めたとき、対人関係や新型コロナウイルスなどのストレスで私の肩は強い痛みを感じていました。
その肩の部分に京子さんが(スカイプ越しで)手を当ててくれました。
心からの労わりの言葉をかけてもらい「痛みを邪魔っけにしていないよ」と受容されることで、自然に身体が緩まりぽかぽかと温かくなってくる。
痛みや不快な状況の中にあっても、それを排除しようとするのではなく受け容れることができれば、安心感が得られることに気づきました。