マインドフルネス・セラピー ぬくもり

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2019.11.21
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助けてもらう(その2)

助けてもらうのは、恥だと思っていませんか?

 

助けてもらうのは、不本意だ。本当は自分でできれば一番いいんだけど、できないから仕方がない、という言葉が出てくると、どんな感じがしますか?

 

『なんだか肩身が狭くなる。』

 

不本意とか肩身が狭くなるというのは、身体はNOと言っているかもしれません。

 

あなたのお腹さんはどうですか?

 

私のお腹は、『生きることは、お互いに補い合い、助け合うことでしょ。何にも特別なことじゃ無いよ』と言っています。

 

私たちの身体の中では、細胞の一個一個は、破壊と再生を繰り返しているし、さらに内臓の各器官は死の瞬間まで、互いに補い合い助け合って働いているそうです。

 

そいう身体のはかり知れない力に、私たちは、どれほど助けられていることでしょう。この身体の自然の営みに意識を向け、自分は、自分の体から、無条件で、助けられている。と、このメッセージを受け取ることができたなら、「助けてもらうのは恥だ」と思う方が、恥ずかしいことになるでしょう。

 

「自分を知る」第一歩は、身体からのメッセージに耳を傾けるとことです。

 

お腹の声というのは、感覚ですから、翻訳しなければ理解することができません。この翻訳作業が、マインドフルネス・セラピーと言えるでしょう。

 

 

私たちは、頭の思考に偏りすぎていて、何でも頭で理解して、わかったつもりでおりますが、いくら頭で理解していても、言葉として知っているにすぎず、知識だけでは、行動となって相手のハートには届きません。

 

前回のブログで、「助ける」のワークショップのシェアを載せました。参加者の体験は、まさに、お腹の感覚が翻訳されて、発せられたものです。

 

私たちは、自分の身体から無償の愛で助けられていることに、気づいていませんでしたが、お腹は「助け合うことは、温かいよ。喜びだよ。特別なことではないよ」と大事なメッセージとして、体験させてくれました。

 

頭だけで、わかったことにしないで、ぜひ、身体で体験して、身体の声を感じ、それがどんなメッセージなのか、実際に翻訳体験をして見ましょう。

(続く)

 

セラピスト 福田京子

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