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助けてもらう (その1)
グループで「助けてもらう」というエクササイズをしました。
これは体験の様子です。
『助けてもらうって、こんなにも温かいものなんだ!』
『こんなにも、満たされた感じがするものなのね〜。私は今まで、こんなふうに助けてもらった体験がない。』
『素の気持ちを、否定しないで受け止めてもらった上に、これでいいの?と、聞いてもらえたことに、びっくりした。』
『こんなことは、生まれて一度もなかった。私は、こういう肯定される感覚を求めていたんだ!』(シェアしながら、声を出して泣いていました)
『助けてもらうって、丸ごとの存在を大事にしてもらうことなんだね!』
『私は今まで、助けてもらうと、申し訳ないが先になって落ち着かなかった。』
『助けてもらう心地よさ、充足感を知らなければ、深いところで、人を助けることはできない、とわかった。』
『いつも夫から、助けになってないと言われていたが、私は「助ける」ということがわからなかった。』
『この心地の良い関係性は、助けるものと、助けられるものが対等な存在なんだ。』
『対等な関係なら、助けるも、助けてもらうのも一つのことで、どっちが良いも悪いもない。必要に応じて自然に行っていることで、特別な事じゃない。』
『対等な関係だと、安心と安定がある。温かくって元気が出てくる』
『私は、こういう対等な存在の関係で、助けてもらったことはなかった。』
『一方的な上下関係での助けは、疲れる。本当に助けてもらいたい時ほど、遠去けたくなる。』
『必要な時ほど断りたい。今まではこれだった。孤独感が増す。どんなに辛くても助けてが言えなかったワケがわかった。』
エクササイズをやってみたら、ふだん何気なく使っている言葉ですが、身体を通して感じてみると、自分の思い込みのパターンが、はっきりと見えてきました。(続く)
セラピスト 福田京子